伴走型業務支援
子どもの虐待死をどうしたらなくせるだろう?私たちは、その答えの1つが「ICTとデータの利活用」だと考えています。
AiCANサービスとは、ICTとデータの利活用を取り入れることで子ども虐待対応の「スピード」と「判断の質」を向上させ、見過ごしを防ぐ仕組みをつくるための伴走型業務支援サービスです。
ICT
タブレット端末と専用アプリを用いて、いつでもどこでも記録の閲覧・入力が可能。記録業務や情報共有を効率化します。
データ利活用
個別ケースのリスクから地域全体の傾向まで、これまで蓄積されたデータの解析結果に基づく客観的な判断材料が得られます。
伴走支援
ICTとデータ利活用を効果的に業務に取り入れるための職員研修など、各組織の課題に合わせたサポートを提供します。
現在児童相談所向けの「AiCANサービス児相版」と、市区町村の児童虐待対応部署を対象とした「AiCANサービス市区町村版」をリリースしています。
このようなデータに基づく
PDCAサイクルを回すことで、
業務フローや意思決定のプロセス自体を変革していき、
現場が抱える課題の解決を目指します。
社名と同名のアプリ「AiCAN」は、子ども虐待対応にあたる児童相談所等の職員を支援するSaaS型のプラットフォームです。 タブレット端末から利用できるWebアプリ・クラウドデータベース・データ分析用AIから構成されています。
AiCANのUI(操作画面)は、現場の業務フローに沿って負担なく使っていただけるよう設計されています。イラストやグラフで情報を視覚化し、入力・出力ともに直感的にわかりやすいデザインを採用しています。
常に進化し続けるSaaS型のサービスのため、法改正への対応や細かな改善など、導入後も定期的に機能やデザインをアップデート。
導入時にはポイントを押さえた操作研修を実施するため、タブレットの操作に不慣れな方でも安心してご利用いただけます。
AiCANサービスを導入すると、
業務の進め方が変わります。
虐待対応の現場では、常に限られた情報をもとに「適切な判断」をすることが求められます。AiCANサービスでは、調査・アセスメントに関する研修を実施するほか、職員の経験や認知バイアスに左右されず客観的な判断をする材料としてAIによるシミュレーション結果を表示し、一貫性と妥当性のある判断ができるようサポートします。
持ち運び可能なタブレットですきま時間に記録をしたり、チャットや写真撮影機能を活用して情報を即時共有することで、移動や電話の行き違いによるタイムロスを減らすことができます。業務の効率化により、人にしかできない生身の支援により多くの時間を割くことができるようになります。
高い専門性が求められる児童福祉現場の職員にとっては、経験豊富なスーパーバイザーの指導が欠かせません。しかし、人員増加に対してベテラン層の職員が不足しており、タイムリーに必要な助言を受けられるとは限りません。AiCANは先人たちの経験を蓄積したデータに基づく予測により判断を助けるだけでなく、「なぜリスクが高いのか」考えるきっかけをつくることで、若手職員の育成をサポートします。
子どもの安全を守るためには、リスク評価に基づいた対応を実行に移せるような組織体制が不可欠です。ケースごとの対応への示唆だけでなく、相談件数の増加や今後必要な職員数、一時保護の定員数など、マクロなトレンドを予測し、政策立案の根拠となるデータを創出します。
導入後すぐから
日常的に使用
調査記録の作成やリスクアセスメントにはほとんどAiCANを使用している。どこでも打てて便利。きょうだいケースの記録をコピーできる機能が助かる。
(児童福祉司・経験3年目)
AIを参照して
判断の根拠を共有
緊急受理会議時に、AiCANのAIの指標の1つである「過去の保護率」を参照することで、所長・課長とも一時保護の判断に関する共通認識を持つことができた。
(児童福祉司・経験10年目)
チームコミュニケーションを
支援
きょうだいの一時保護のために3チームで3つの機関に同時に出向いたとき、グループチャットで全体の状況をその都度共有できたため、迅速に対応の判断ができた。
(児童福祉司・経験2年目)
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